システム辞書の登録で漢字を増やす
タイピングとは直接は関係ないかも知れませんが、結果的にタイピングスピードをより一層加速させるための設定です。 まずは下の画像をご覧ください。 ↓ ↓ ↓ ![]() 左側は設定前、右側は設定後です。 左側の漢字数に比べて右側はスクロールバーが出ています。ということは、漢字の変換候補がたくさん表示されているということです。 人の名前の漢字候補が少ないと入力が面倒だったりしますよね。1文字1文字入力して変換しなくてはならないことも出てきます。 実はパソコンの中には漢字変換用の辞書がいくつか入っています。 しかし、初期設定ではそれらの辞書の全てを使うようには設定されておらず、一部を参照しているに過ぎません。 ですから、それらの辞書すべてを使う設定にしてあげれば変換候補がドーンと増えるわけです。 では、さっそく設定してみましょう。 (1)MS-IMEツールバーの[ツール]−[プロパティ]をクリックしてください。 ![]() (2)[辞書/学習]見出しをクリックします。 [システム辞書]と書いてある欄に辞書がいくつかあると思います。その辞書名の左のチェックボックスを全てチェックしましょう。(グレーのチェックではダメです。黒のチェックがかかるまでクリックしてください。) ![]() (3)全てのチェックが終ったら、[OK]ボタンをクリックします。 では、何か文字を入力して変換してみてください。以前よりもずっと漢字が増えているはずです。 このシステム辞書登録をしておけば、漢字はもちろん記号などもたくさん出てくるようになります。 ちなみに「かお」と入力してずっと変換していってみてください。 たくさんの顔文字が出てきたでしょう!(^O^)/ さて、いかがでしたでしょうか。 直接タイピングが速くなるわけではありませんが、MS-IMEのいろんな便利機能を使うことによって、入力全体としてのタイピングが格段にスピードアップすると思います。タイピングは単なるキーボードの早打ちだけではないことが理解していただけたでしょうか。こうした効率的なタイピングをするための設定なども覚えておくと便利でしょう?! 次は、「Fキーの有効利用」に進みましょう。 ---------------------------- トップページへ / 前のページへ |